【補助金なくなる前にEV購入急げ!】 最大80万円のEV補助金倍増がすでにスタート 2022年オススメEVも徹底紹介
日本市場における電気自動車購入の際の補助金が公式に倍増され、
日本市場において2022年以降に購入することのできる電気自動車の、その補助金を含めた実質の購入金額、およびおすすめランキングを解説します。
2022年EV補助金は実質倍増!
まずはじめに、今回の電気自動車購入の際の補助金に関してですが、
現状国からの補助金というのは、
日産リーフやテスラなどの、搭載された大容量のバッテリーに充電して貯められた電力のみで走行する完全な電気自動車が最大42万円、
そして、バッテリーとともにガソリンエンジンも搭載し、両方を併用して走行することができるという、プラグインハイブリッド車が最大20万円程度、
ということでしたが、ちょうど昨年である2020年の12月21日に閣議決定された補正予算案において、
電気自動車に対する補助金を、実質倍増の80万円にまで大幅に引き上げてきたという経緯があり、
したがって、今年である2021年に関しては、その補助金額の引き上げとともに、
電気自動車の販売台数自体も、ようやく伸びを見せはじめてきた、ということなのです。
そして、本メディアにおいては、この直近において速報として紹介していた通り、
一部報道において、令和三年度、
つまり、この直近で閣議決定されるはずである補正予算案の中においても、
昨年度の補正予算と同様に、電気自動車に対する補助金を最大で80万円にまで、引き上げる措置を盛り込んできているという、
電気自動車の購入を真剣に検討中の方にとっては、特に超朗報とも呼べる一件を解説してはいました。
そして、そのような背景において今回新たに明らかになってきたことというのが、
その補正予算案に盛り込まれていると報道されていた、最大80万円もの電気自動車購入補助金が、
経済産業省によって、公式にアナウンスされたということで、
まずこの段階でもって、今後も、最大80万円という国からの補助金が継続される格好となりましたので、
何れにしても、電気自動車購入検討者にとっては、極めて朗報ということになったと思います。
すでに80万円EV補助金はスタート!
また、最も気になっているであろう、
果たして今回の補助金を適用させるためには、いつ購入した車両が、その申請対象となるのかというタイムラインであると思いますが、
結論から申し上げて、
今回の補正予算案が閣議決定された、
11月26日以降に、新車登録された電気自動車が対象、
となり、
それこそ12月以降にテスラモデル3の納車を控えていた方々を筆頭に、
来年である2022年2月中の納車がスタートする、日産アリアB6 Limitedのオーナーについても、
確実に補助金を受け取ることが可能となりましたので、
すでに最大80万円もの補助金が終了したことで、諦めてしまっていた方については、
少し早めのクリスマスプレゼントとなった、ということですね。
また、その確定した新たな補助金の内容について改めて簡単に説明すると、
まず、今回の最大80万円の補助金については、大きく2つに分類されるわけで、
それを分けるポイントというのが、
その電気自動車に、外部に電力を供給することができる給電機能が装備されているか、
という基準であり、
したがって、1500Wの車載コンセントが設置されているか、
もしくは、外部給電器やV2Home機能を通して、電力を取り出す機能を有していれば、
例えば、車載コンセントを搭載予定であるトヨタbZ4Xであったり、
V2H設備を有していなくとも、その機能を有している日産リーフやアリアなどは、
最大80万円もの補助金を、無条件で適用することができます。
その一方で、その基準に適合しない、主に海外メーカー勢の電気自動車、
それこそ人気のテスラ車やポルシェタイカンなどは、
80万円という補助金を適用することができず、最大でも60万円という補助金に留まりますので、
こちらに関しては、おそらく経済産業省が考えた、
いかにして国産メーカー勢の電気自動車を優遇するかという、ある種の日本勢優遇措置であることは間違いなさそうであり、
こちらは例えばアメリカ市場などについても同様に実施していることでもありますから、
一定程度妥当な線引きであるとは感じました。
日産の軽EVは最大50万円の補助金確定
また、プラグインハイブリッド車についても、給電機能を有している場合は最大50万円、
非搭載車であったとしても、最大40万円という補助器を適用することもできますが、
特に注目に値するのが、新たに軽自動車EVに対しても、より手厚く補助金を適用することができるという点であり、
こちらはプラグインハイブリッド車と全く同様に、外部給電機能搭載車の場合、最大50万円、
非搭載車でも最大40万円ということで、
例えば、現在三菱から発売されている軽EVのミニキャブミーブに対しては、
36万円という補助金を適用することができたりしていますから、
来年である2022年の6月までに発売される、日産と三菱の軽EVについても、
最大50万円の補助金が無条件に適用できることが確定した、
まさに、超朗報である、ということですね。
そして、今回の電気自動車補助金の増額によって、
果たして一体、2022年に購入することのできる電気自動車の、実質の購入金額はどれくらいとなるのか、
果たしてこの電気自動車に対しては、80万円の補助金額が適用されるのか、
それとも60万円止まりなのか、
さらには、補助金を加味した後の実質の購入金額を考えた際に、どの電気自動車が最もコスパが高いのかなど、
非常に気になっている方も多いことでしょうから、
今回は、来年である2022年に、我々日本市場でも購入することのできる電気自動車として、
本メディアが最もオススメする電気自動車トップ10の、
電気自動車としての質、および最も気になる実質の購入金額を、一挙に紹介していきたいと思います。
ちなみにですが、これから紹介する新車購入における、おすすめランキングトップ10の電気自動車の中には、
現状の推測ベースのスペックを基にしてランキングを決めている車種も存在し、
今後発表されるであろうスペックや正式な値段設定、
そして充電インフラ戦略などによっては、このランキングは明日にでも変更されることもありますので、
このようなおすすめランキングについては、今後も一定間隔でアップデートを続けていきたいとは思います。
Audi e-tron GT
まずはじめに、第10位にランクインしてきたのが、
アウディがすでに発売をスタートしている、フラグシップスポーツセダンであるe-tron GTとなっていて、
搭載バッテリー容量が93.4kWhという大容量のバッテリーを搭載しながら、
満充電あたりの航続距離が、高速道路を時速100kmでクーラーをつけても達成可能であるというような、実用使いにおいて最も信用に値するEPAサイクルにおいて、
383kmを達成しています。
そして、値段設定については、今回の補助金を60万円を適用できることが確定していますので、
実質1339万円からのスタートという、超高級車ということになるわけですが、
それでもe-tron GTについては、実際の航続距離は概ね450km以上にも達するという、
極めて例外的に電費性能がカタログスペックを大幅に超える電気自動車であるということ、
そして何よりも、アウディは2022年の第二四半期以降、アウディのディーラー100店舗以上に、
e-tron GTの最大性能を発揮できる、150kW級の急速充電ステーションを建設していく計画をアナウンス済みですので、
特にこのような超高級車を選択するオーナーの多くは都心住み、
したがって、ディーラーにおける充電が必要とするオーナーが多い可能性が高いため、
高級車の中では、アウディの電気自動車を特におすすめすることができる、ということなのです。
Toyota bZ4X
次に9位にランクインしているのが、
トヨタが2022年中旬に発売する予定である、ミッドサイズSUVのbZ4Xとなっていて、
搭載バッテリー容量が71.4kWh、
それによる満充電あたりの航続距離も、EPAサイクルにおいて最大402kmを達成、
最大充電許容出力に関しても150kWという高性能を達成、
そして値段設定に関しては明らかとはなっていませんが、
おそらく内装の質感から鑑みて、競合となる日産アリアよりも安い値段設定である、
概ね500万円程度からのスタートとなることは必至、
したがって、補助金を適用した場合、
おそらくその電気自動車としてのスペック的に、マックスの80万円を適用可能、
故に、bZ4Xを実質420万円程度から購入することができるとイメージしていただければ、
今までトヨタ車を乗り続けてきた方々の中には、かなり気になる方も出てくるのではないか、ということですね。
Fiat 500e
次に、8位にランクインしてきているのが、
フィアットが、現状2021年末までの発売スタート、
おそらく2022年に順延されるであろう、500eというコンパクトカーサイズの電気自動車であり、
搭載バッテリー容量が最大42kwhを搭載しながら、
最も信用に値するEPAサイクルにおいてでも、概ね285km程度を走破することができ、
充電性能については、ヨーロッパ市場において、最大85kWを許容可能となります。
そして、値段設定についてはいまだに明らかとはなっていないものの、
欧州市場の値段設定において、おおよそ353万円程度からのスタートとなりますので、
そこに最大60万円の補助金、
おそらく実際は、同じサイズ感のHonda eの補助金の比率を適用した、おおよそ45万円程度を適用可能、
故に、実質の購入金額、300万円前半からのスタート、ということになってきそうですから、
実は街乗りコンパクトカーとして、非常にダークホース的な存在である、ということですね。
Mercedes EQA
次に7位にランクインしてきているのが、
メルセデスがすでに発売しているミッドサイズSUVのEQAとなっていて、
79.8kWhという大容量のバッテリーを搭載しながら、
EPAサイクルにおける航続距離において、およそ380kmという航続距離を確保することに成功し、
さらに最大充電許容出力も100kW程度と、
非常にソリッドなスペックにまとめることができていると思います。
そして、その値段設定に関してですが、
640万円からのスタートと、やはりプレミアムセグメントの車種であるわけですが、
こちらは満額の60万円の補助金を適用するできることが確定していますので、
実質580万円から購入することができてしまうとイメージしていただければ、
メルセデスの電気自動車が欲しいという方に対して、非常に訴求力が高いと感じますし、
何よりもこのEQAは、チャデモにおいても100kWという充電出力を、安定して許容できているという一点において、
評価が高くなっている、ということですね。
Subaru Solterra
次に6位にランクインしてきているのが、
スバルが2022年中旬に発売をスタートするミッドサイズSUVのSolterraとなっていて、
搭載バッテリー容量が71.4kWhという容量を搭載しながら、
EPAサイクルにおける航続距離も、おおよそ424km程度を確保する見込みであり、
その充電性能に関しても、最大150kWという出力を許容することができています。
そして、肝心の値段設定についてですが、いまだに明らかとはなっていないものの、
おそらく兄弟車であるトヨタbnZ4Xの500万円とほぼ同じような値段設定となる、
よって、実質420万円程度で購入することができるわけであり、
さらにスバル独自のX-Modeによるオフロードの走破性能、
および、スバル車もトヨタディーラーに設置されるであろう急速充電器に、うまく相乗りすることができるという点において、
個人的にはbZ4Xよりもおすすめできるのではないか、ということですね。
Audi Q4 e-tron
次に5位にランクインしてきているのが、
アウディのミッドサイズSUVであるQ4 e-tronとなっていて、
最大82kWhというバッテリー容量を搭載しながら、
EPAサイクルにおける航続距離が、およそ476kmを達成、
そして最大充電出力に関しては、欧州市場においては、
最新の無線アップデートによって、135kW程度を発揮することが可能となる見込みですので、
果たして日本市場においても同様のスペックを担保することができるのかには注目しなければなりません。
ただし、最もポイントであるのが、先ほども説明した通り、アウディは電気自動車を取り扱う全てのディーラーに、
150kW級急速充電器の設置を進めていくとアナウンスしていますので、
この充電性能という観点において、
アウディがプレミアムセグメントの電気自動車の中でも、高順位につながっている、ということですね。
Nissan Ariya B6
次に、4位にランクインしてきているのが、
日産のフラグシップクロスオーバーEVであるアリアとなっていて、
特にエントリーグレードであるB6に関しては、搭載バッテリー容量が66kWh、
最も信用に値するEPAサイクルの航続距離で、
現状の概算値として、348km程度を達成する見込みであり、
そして、最大充電出力も130kWを許容可能、
80%充電するまでにかかる時間もジャスト30分と、高い充電性能を発揮することができます。
そして肝心の値段設定に関しても、正式に539万円からというアナウンスがあり、
そして、こちらもすでに公式に、アリアは満額の80万円という補助金を無条件に適用することが確定しましたので、
本メディアの予測通り、実質459万円から購入することができる、
故に、プレミアムSUVとしては、やはり極めて競争力のあるコストパフォーマンスを達成してきている、ということですね。
Tesla Model Y RWD
次に3位にランクインしてきているのが、
テスラのミッドサイズSUVであるモデルYとなっていて、
特におすすめグレードである後輪駆動グレードが、60kWhというバッテリー容量を搭載しながら、
EPAサイクルにおける航続距離で、おおよそ429kmを達成可能、
そして、最も重要な値段設定に関してですが、
本メディアの予想価格というのは、最新バージョンとして526万円とアナウンスしているわけで、
したがってモデルYの補助金額となるであろう60万円を適用して、
実質466万円程度から購入することができますので、
アリアとほぼ同じ値段設定となるものの、
やはりテスラ独自の急速充電ネットワークであるスーパーチャージャーを利用できるという一点において、
やはりモデルYの方が、より万人にお勧めすることができる、ということですね。
次に2位にランクインしてきているのが、
日産と三菱が共同で開発し、2022年の6月までに発売がスタートする、
軽自動車セグメントの電気自動車となっていて、
搭載バッテリ容量が20kWh、
それによる満充電あたりの航続距離が、EPAサイクルにおいて概ね150km程度となる見込み、
また充電性能については不明ながら、
おそらく急速充電機能を搭載し、概ね40kW程度の出力を許容する見込みとなっています。
そして、最も気になる値段設定については、
その当時の補助金を含めて実質200万円程度からとアナウンスがあり、
したがって、その当時の補助金が概ね20万円台であったことから、
本体価格は、おおよそ220万円台であると予想できる、
つまり、今回の最新の補助金額の上限である50万円を満額適用できた場合は、
なんと170万円台から購入することが可能となるわけですので、
一軒家を所有している日本の55%の家庭のうち、セカンドカーを所有している家庭については、
これを機に、ランニングコストを格安で運用できる日産三菱の軽EVを、真剣に検討することを極めてオススメしたい、ということですね。
Tesla Model 3 RWD
そして、2022年最もオススメの電気自動車ランキング第1位にランクインしたのが、
テスラのミッドサイズセダンであるモデル3となっていて、
最もオススメのグレードである後輪駆動グレードが、
搭載バッテリー容量が60kWh、
それによるEPAサイクルの航続距離が438kmを達成し、
そして充電性能に関しても最大170kWという高出力を発揮することができます。
そして、最も機になる値段設定に関しても、2021年11月末時点において459万円からのスタート、
したがって、補助金のマックスである60万円を適用することが確定していることによって、
実質399万円から購入することができてしまう、
しかも、テスラ独自のスーパーチャージャーネットワークに加えて、
全幅が1920ミリと、取り回すのにやや苦労するであろうモデルYよりもひとまわり小さい、
1849ミリという全幅に収まっている、ということを加味すれば、
もう向かう所敵なし、
2022年においても、最も完成され、最もコストパフォーマンスが高い電気自動車に君臨している、ということですね。
このように、
2022年に購入することのできる電気自動車の中でも、オススメの車種をピックアップしてきたわけですが、
やはり2021年と比較しても、極めて質の高い電気自動車が一気にラインナップされることは明らかなわけで、
少しずつ、様々なユーザーの好みに合わせて、電気自動車をチョイスすることができるようになってきていますので、
何れにしても、このような電気自動車ランキングも参考にしながら、
今回の補助金の大幅増額の後押しも受けて、
電気自動車元年である2022年に、是非とも電気自動車の購入を検討してみることを改めてオススメしたいと思います。
From: 経済産業省(補正予算案EV補助金概要)、経済産業省(車種別EV補助金一覧)
Author: EVネイティブ