【日本製EVはすでに格下、、】日本導入はいつ? テスラモデル3をも凌駕するEVセダン「IONIQ6」が7月発売開始の可能性

IONIQ6

韓国ヒョンデが新型電気自動車として、セダンタイプのIONIQ6の発売を、

なんと7月ごろからスタートする見込みであることが報道されました。

韓国製「モデル3キラー」の本命がついに登場間近か!?

ヒョンデがIONIQ5に続く、電気自動車専用プラットフォームのE-GMPを採用した、本格電気自動車の第二弾となる、

IONIQ6の発売が、この7月中に迫っているのではないかという報道が、

韓国国内の複数のメディアから報じられているのです。

こちらのIONIQ6に関しては、

すでに本メディアにおいてはその存在を取り上げていたわけでありますが、

特に、ミッドサイズ級のセダンというセグメントという、

2022年現時点においても、電気自動車というカテゴリーではほとんどラインナップされていない、

まさにブルーオーシャン的なセグメントであり、

実質の一強体制となってしまっている、テスラモデル3以外の選択肢として、

このIONIQ6が、極めて魅力的な車種となり得るのではないか、ということなのです。

それでは実際に、複数の報道から判明している、現状のIONIQ6のスペックについてを一挙に紹介していきたいわけですが、

まずは、その搭載バッテリー容量は、最大で77.4kWhということで、

こちらの容量はまさに、IONIQ5でモデルチェンジが行われた後のバッテリー容量と同じということになりますので、

実はこのIONIQ6の搭載バッテリー容量からも、

おそらくヒョンデのE-GMPをベースに開発された電気自動車については、

今後は72.6kWhではなく、77.4kWhに一本化が進むのではないかと推測でき、

だからこそ、遅かれ早かれ、我々日本市場に導入されるIONIQ5も、77.4kWhの、より航続距離が伸びるモデルとなるのではないか、

ということになるのです。

そして、気になる満充電あたりの航続距離に関してですが、

韓国市場で採用されている独自基準において、最長515kmという航続距離を達成してくるのではないかというリーク情報が報道されていて、

実は韓国市場における航続距離の基準というのは、なんと最も信用に値するEPAサイクルよりも厳しい基準となっているわけで、

実際に、EPAサイクル基準で430kmという航続距離を達成している、2022年モデルのモデル3後輪駆動グレードでも、

なんと403kmしか達成することができていないわけですので、

韓国市場の基準は世界で最も厳しい基準の一つ

このようにイメージしてみると、

その世界でも最も厳しい基準である韓国独自の基準において、515kmという航続距離を達成してくるのであれば、

おそらくEPAサイクルにおける数値についてでは、概ね550km程度を達成してくる見込みである、

つまり、ガチンコの競合車種となるテスラモデル3のロングレンジバージョンの韓国独自基準値である528km、

およびEPA航続距離である576kmと比較しても、

ほとんど遜色のないスペックを達成してくる

ということなのです。

ちなみにですが、IONIQ5の韓国独自基準における航続距離は、最長でも430kmということですので、

すでにアナウンス済みのスペックである日本市場で採用されている日本WLTCモードの基準値である618kmと比較してみた場合、

仮に今回のIONIQ6が日本市場に導入された暁には、

日本WLTCモードにおける航続距離に換算して、

驚きの、740kmという航続距離に達する見込みであり、

すると、次世代環境車の水素燃料電池車である、

フルサイズセダンのトヨタ未来の850kmという航続距離の背中が、完全電気自動車であっても見えてきてしまう、

この電気自動車の技術革新の早さも、実感することができるのではないでしょうか?

充電性能はモデル3よりも10分以上も短縮へ

また、充電性能に関しては、おそらくIONIQ5と全く同様に、最大230kW以上という充電出力を許容することができるため、

充電時間も18分と、

モデル3ロングレンジグレードの充電時間である、概ね30分程度という充電時間と比較しても、

明らかに頭一つ抜けている数値を達成する見込みでありますし、

特に欧米市場においては、IONITYやElectrify Americaという、350kW級の超急速充電ステーションが大陸全土に配備、

さらに、韓国国内についてもE-pitと呼ばれる、

ヒョンデグループ独自の、350kW級の急速充電ステーションがすでに配備をスタートしているわけですから、

主要マーケットにおいては、電気自動車全体のパッケージングとしても、

非常に優れている電気自動車である、ということですね。

ちなみに、その車両サイズに関しては、

全長が4855ミリ、全幅が1880ミリ、全高が1495ミリと、

モデル3よりも気持ち大きいサイズ感となると報道されておりますが、

そのホイールベースの長さについては、2950ミリと、

もちろんモデル3よりも車内スペースを確保することに成功していますから、

IONIQ5と全く同様に、車内スペースの広さという点で、

競合車種よりも競争力を増すことが出来そうです。

したがって、今回のミッドサイズセダンのIONIQ6が報道通り7月中に生産スタート、および韓国国内で発売がスタートした場合、

おそらく2022年中にも、欧州市場への納車がスタートするでしょうし、

すると、早ければ2023年末ごろには、

我々日本市場への導入がスタートするのではないかとも推測することが出来そうですので、

だからこそまずは、IONIQ5が日本国内で一定の成功を収め、

ヒョンデジャパンとしても、さらに販売車種を増やすという形で、IONIQ6の導入もスタートし、

電気自動車セダンというカテゴリーで、

モデル3以外の選択肢が増えていくことにも、ますます注目していきたいと思います。

何れにしても、韓国ヒョンデに関しては、極めて質の高い電気自動車を矢継ぎ早に投入していく状況であり、

特に個人的には、このIONIQ6のスタイリッシュなデザインには非常に注目していますので、

実際のプロダクションバージョンのデザインを中心に、その電気自動車としてのスペック、

そして何よりも、我々日本市場への導入はあるのかどうかについても、

まずは先陣を切るIONIQ5の売れ行きとともに、期待しながら、俄然注目していきたいと思います。

From: The Korea Economic Daily

Author: EVネイティブ