【日本EV化率はさらにガラパゴスに】日本市場における2021年10月度のEV販売台数と人気車種ランキングが公開
日本市場における最直近の10月度の電気自動車の販売台数が速報され、前年比で大きな成長を見せた一方、
グローバル基準では、とてつもないガラパゴス国家な一面も見せてしまいました。
50台に1台が電気自動車となりました
まず、今回の日本市場における電動化率に関してですが、
すでに本メディアにおいては毎月のように、その最新動向をアップデートしているわけですが、
直近である10月度の最新の電気自動車の販売台数、および人気車種が明らかとなってきましたので、
その動向を一気に紹介していきたいと思います。
まずはじめに、電気自動車の販売台数の合計に関してですが、
2907台と、前年同月と比較しても販売台数が伸びていることが見て取れますが、
その一方で直近の5ヶ月間の中では、最も販売台数が少ない月ともなってしまっていますので、
一概に日本の電動化が進んでいるのかといえば、かなり怪しい状況であると思います。

それでは、新車販売全体に占める電気自動車の販売台数の割合はどうなっているのかといえば、
ジャスト2%と、極めて緩やかな上昇トレンドではありますが、
実際は、その電動化率は停滞している、
つまり電動化シフトなど、日本では全く起こっていないということがお分かりいただけると思います。

それでは、その経済規模、および自動車の販売台数という観点でも似ているマーケットであるドイツ市場の電動化率を見てみると、
なんと直近である10月度の販売台数は、54000台オーバー、
その電動化率はというと、なんとドイツの歴史上、史上初めて30%の大台を突破してきた、
つまり、ドイツで売られている新車全体の10台に3台以上が、すでに電気自動車にリプレイスされてしまっている、とイメージしていただければ、
同じ自動車大国であるドイツと我々日本市場のコントラストが明らかになると思いますし、
このように比較してみても、日本市場の電動化は、ここ数年間全く成長していないわけですが、
対するドイツは、まさに文字通りのうなぎ登り状態であるわけですので、
世界では電動化がさらに加速度をつけて高まっている中で、
日本はその電動化率で完全なガラパゴス状態に陥っている、
これはれっきとした事実である、ということなのです。

2022年は日本においてもEV元年になります
それでは、その日本市場における人気の電気自動車も見ていきたいと思いますが、
特に、日本メーカーが発売している、Honda eとマツダMX-30に関しては、それぞれ23台・3台と、完全に販売台数が低迷してしまっていますので、
どちらも発売して1年も経過していない中でも、
電動化率の上昇に貢献できるようなメジャーな電気自動車になることはできなかった、ということになりそうです。

そして販売台数2位にランクインしているのが、テスラ車、特にそのほとんどを占めているモデル3であり、
その販売台数が409台と、毎月安定して500台前後の販売台数を達成することができています。
そして、販売台数1位に君臨しているのが日産リーフであり、
その販売台数が922台と、半導体の供給不足による原産の影響なのか、1000台を割り込んでいますが、
特に年末に向けて、その販売台数はまた1000台をお菊超えてくることは間違い無いでしょうし、
2021年通しでの販売台数の合計を見てみても、
モデル3を含む、その他競合の電気自動車にダブルスコア以上をつけての圧勝となっていますので、
やはり我々日本市場においては、日産リーフを中心とする国産メーカーの電気自動車が、
今後もシェアのマジョリティを抑えていくものと推測することができるでしょう。

このようにして、極めてガラパゴスな状況下にある日本市場の電動化率ではありますが、
いよいよ2022年の2月からは、現在圧倒的な販売台数を達成しているリーフを発売する日産から、
新型EVであるアリアの納車がスタートするわけですし、
さらに、それに続く形で、テスラの新型EVであるモデルYの納車スタート、
そして、中旬以降には、トヨタbZ4X、スバルSolterra、
そして、本メディアが最も注目している日産の軽自動車EVと、矢継ぎ早に新型EVが投入ラッシュを迎える、
まさに電気自動車元年となるわけですので、
この電気自動車元年である2022年において、一体どこまで電動化率を伸ばすことができるのかに、
期待しながら注目していきたいとは思います。
Author: EVネイティブ