【2021年最新EV保存版】日本で今買えるEV&補助金込みの価格も全て徹底解説! 

新型EV最新動向

現在世界的に急速に盛り上がりを見せている電気自動車に関して、それでは一体我々日本市場において、今すぐに買うことのできる電気自動車、

さらには、今年後半から来年である2022年までの、おおよそ1年以内に購入することのできそうな新型電気自動車には、どのような魅力的な車種が存在するのかについて、

そのスペック、および最も気になる値段設定までを網羅して一挙に紹介します。

2021年日本で今すぐ買える最新EV

まず、現状の日本市場における電気自動車購入の際に、おおよそ40万円程度の補助金が適用でき、

さらに昨年である2020年末からは、その補助金額が一定条件を満たすことができれば、倍の80万円にも倍増されるということになりますが、

こちらは現状の菅政権下における補助金政策の一環であり、

今後の政治の動きによっては、その80万円に倍増された補助金を適用することができなくなる恐れも考えられますので、

今回は、その本体価格、もしくはその予測価格とともに今後も電気自動車に適用できる公算である、最大42万円分の補助金を差し引いた金額も併記しますので、

その補助適用後の金額も、今後の電気自動車購入の際の一つの判断材料にしていただくことをお勧めします。

さらに、今回紹介するスペックというのは、その電気自動車としての質、

特にその満充電あたりの航続距離や充電性能、そして最も気になっているであろうその値段設定

そして競合車種と比較しやすいように、航続距離と値段設定との比率を示した、本メディア独自のコストパフォーマンスという指標、

という項目にフォーカスして解説していきたいと思います。

Nissan Leaf

まずはじめに、すでに発売をスタートし、今すぐに購入することのできる電気自動車たちを一挙に紹介していきたいと思いますが、

やはりまずは何と言っても、我らが日本発の世界で初めての本格量産電気自動車として2010年から発売がスタートしている、日産リーフとなっていて、

ちなみに私自身も現在2017年にフルモデルチェンジが行われた現行型を所有しているのですが、              

その搭載バッテリー容量が、40kWhと62kWhという2種類のバッテリーサイズをラインナップし、

満充電あたりの航続距離が、高速道路を時速100kmでクーラーをつけても達成可能であるというような、実用使いにおいて最も信用に値するEPAサイクルにおいて、

それぞれ、240kmと364kmを達成しています。

また、充電性能に関してですが、40kWhモデルの方は最大50kWという充電出力しか許容することができないのですが、

上級グレードである62kWhのモデルでは、最大70kWという充電出力を許容することができ、

どちらも80%充電するまでにかかる時間が、約40分程度になります。

そして、値段設定に関してですが、40kWhと62kWhそれぞれ、332万と441万から、

補助金を差し引くと、それぞれおおよそ290万と399万ほど

そしてそのコストパフォーマンスはそれぞれ、13833円と12115円となりますので、

最後に改めてグラフでまとめますが、この1万円というラインを、そのコスパの高さを判断する指標となってきそうです。

Honda e

次に、ホンダから初めて発売された電気自動車であるコンパクトカーのHonda eについてですが、

搭載バッテリー容量が35.5kwhと、コンパクトなバッテリーサイズを搭載していて、

満充電あたりの航続距離が、最も信用に値するEPAサイクルにおいて、おおよそ196kmに留まり、

また、充電性能に関してですが、最大おおよそ56kWという出力を許容することができ、80%充電するまでにかかり時間が35分程度となります。

そして値段設定に関してですが、エントリーグレードで451万ほどから、補助金適用後でも416万円からとなり、

そしてそのコストパフォーマンスは23010円と、

先ほどのリーフの倍ものコスパの差がついているということを念頭に入れながら、購入検討することもお勧めします。

Lexus UX300e

次に、レクサスから発売された初の完全電気自動車であるUX300eについてですが、

搭載バッテリー容量が54.3kWhとミッドサイズのバッテリー容量を搭載し、

最も信用に値するEPAサイクルにおける航続距離が約281kmほどとなり、

また、充電性能に関してですが、最大50kWという充電出力を許容でき、80%充電するまでにかかる時間が、およそ50分以内ということで、

その充電時間では、そのほかの車種よりもスペックが低い、ということになります。

そして価格に関してですが、エントリーグレードで580万、補助金を適用しても538万円から、

そしてそのコストパフォーマンスは20640円となりますので、

ファーストカー的な電気自動車SUVとして、実用的に使用することはできないながらも、

レクサスというブランドの電気自動車を乗りたいという方でしたら、一度試乗するなり、購入検討の価値はあるかもしれません。

Mazda MX-30

次に、マツダが初めて発売した本格量産電気自動車である、クロスオーバーセグメントのMX-30についてですが、

35.5kWhというバッテリーを搭載し、EPA航続距離がおよそ178km

また充電性能についても、最大37kW程度と、その電気自動車としての質は、少なくとも実用的なスペックがより求められるSUVセグメントの電気自動車としては、

ほとんどの方が許容することが難しいスペックであると思います。

そして、その値段設定に関しても451万円、補助金を適用しても426万円から、そのコストパフォーマンスは25337円と、

高級車であるレクサスUX300eよりもコスパが低い電気自動車SUVということになってしまい、

実際問題として、直近の7月度におけるMX-30の月間販売台数は、驚愕の8台と、ほとんど売れていない状況ともなっているのです。

BMW i3

ここからは海外メーカー勢の、今すぐに購入可能な電気自動車を見ていきたいと思いますが、

まずBMWから発売されている、コンパクトハッチバックであるi3についてですが、

搭載バッテリー容量が42.2kWhと、私の所有している日産リーフと同程度のバッテリー容量を搭載し、

気になるEPAサイクルにおける航続距離に関してですが、246kmということで、こちらも日産リーフ40kWhとほぼ同様の航続距離を達成し、

また、充電性能に関しては最大50kWという出力を許容できますが、80%充電するまでにかかる時間が50分以内となり、

幾分リーフの方が、その充電性能がいいように感じますが、

今回のi3に関しては、そのリーフとは違いバッテリーの温度管理機構を搭載しているため、

長距離走行や連続の急速充電においても、安定した充電性能を達成できますので、この温度管理機構の存在も判断材料の1つにすることをお勧めします。

そして価格に関してですが、499万、補助適用後でも459万円から、そのコストパフォーマンスも20284円と、

やはりBMWということもあり高級車という価格帯となってきますので、

例えば同セグメントであるHonda eなどと比較して、そのEVとしての質の高さ、およびそのブランド力を考慮に入れて比較検討してみるのがいいとは感じます。

Peugeot e-208

次に、フランスのプジョーから発売されているコンパクトハッチバックのe-208についてですが、

搭載バッテリー容量が50kWhと、ミッドサイズのバッテリー容量を搭載し、EPA航続距離が、おおよそ303kmほどであり、

その充電性能に関してですが、日本国内においては最大50kW、80%充電するまでにかかる時間も50分程度というスペックに留まってしまっています。

また値段設定に関しては390万、補助金適用後ですと356万4000円から、そのコストパフォーマンスは12871円と、

実は40kWhリーフよりも航続距離が長く、それでいて、輸入車でありながら、そのコスパは同程度を達成してもいますので、

実はコンパクトハッチバックというセグメントにおいては、一定程度のコスパを達成した電気自動車であると感じます。

Peugeot e-2008

次に、同じくプジョーから発売されている、コンパクトSUVセグメントであるe-2008についてですが、

搭載バッテリー容量がe-208と同様に50kWhというミッドサイズのバッテリーサイズを搭載し、

EPAサイクルにおける航続距離がおおよそ296km、その充電性能に関しては最大50kWを達成し、80%充電するまでにかかる時間も50分程度となり、

そしてその値段設定に関しても、430万、補助金適用後ですと401万4000万円から、そのコストパフォーマンスは14527円と、

現状コンパクトSUVセグメントの電気自動車がほぼ存在していないということを考えると、

このe-2008に関しても、検討に値する車種であると思います。

DS3 Crossback E-TENSE

次に、先ほどのプジョーも傘下に収めている、ステランティスの高級車ブランドである、DSオートモビルズから発売されている、

コンパクトSUVセグメントであるDS3 Crossback E-TENSEについてですが、

搭載バッテリー容量が50kWh、EPA航続距離がおよそ285km程度となり、

充電性能に関しては最大50kWですので、80%充電するまでに50分程度を要することになります。

そして、値段設定に関してですが、やはり高級車ブランドということもあり、534万、補助適用後で502万2000万円から、

そのコストパフォーマンスは18737円と、同セグメントであり、兄弟車でもある先ほどのプジョーe-2008と、コスパの差が大きくついてしまっていますので、

そのコスパを差を埋めることができるような付加価値を、例えば高級車として内外装の質に求めることができるかが、

今回のDS3 Crossback E-TENSEの評価基準の分水嶺となるでしょう。

Jaguar i-PACE

ここからは、高級車ブランドの電気自動車も紹介していきたいのですが、

まずはじめに、ジャガーから発売されているミッドサイズSUVであるi-PACEについてですが、

搭載バッテリー容量が90kWhと大容量のバッテリーサイズを搭載し、EPA航続距離が377km

また充電性能に関しては、日本市場においては最大50kWという出力に留まり、80%充電するまでに1時間半近くを要してしまうのです。

そして価格に関してですが、エントリーグレードで976万、補助金を適用しても936万円から、そのコストパフォーマンスは25888円となりますが、

やはりそのようなSUVとして長距離を走行するのには、不十分な充電性能と結論づけられると思います。

Mercedes EQC

次に、メルセデスから発売されているミッドサイズSUVであるEQCについてですが、

搭載バッテリー容量がおおよそ85kWh、EPA航続距離が360kmと、ちょうど東京名古屋間の距離程度を走破可能なスペックを達成しつつも、

その充電性能についてはこれまた最大50kWと、日本市場以外での最大112kWという出力から大幅に制限され、

その80%充電するまでにかかる時間も1時間20分程度となってしまっています。

そして価格に関してですが、1080万、補助金を適用しても1044万円から、そのコストパフォーマンスはジャスト3万円と、

高級車としてのコスパではありますが、やはり電気自動車としての質を考えれば、

基本的には同セグメントの内燃機関車であるGLCを買った方が、そのほとんどにおいて満足度が高いのではないでしょうか?

Audi e-tron

さらにアウディから発売されている、フルサイズSUVであるe-tronについてですが、

搭載バッテリー容量が71kWh、EPA航続距離がおよそ304kmと、競合のEQCやアイペースよりもそのスペックに劣るばかりか、

充電性能に関しても、日本市場においては最大50kW、80%まで充電するのに1時間以上もの時間を要してしまい、

特にこのe-tronについては、日本以外では最大120kWという充電出力、80%充電するまで25分程度という強みを持っているのですが、

その質の高い充電性能を、日本では全く活かすことができないのです。

また、価格に関しても933万、補助金を適用すると905万円、そのコストパフォーマンスは30690円と、

高級車として日本で購入するのであれば、同じくアウディのQ5など、個人的には内燃機関車を購入した方がより所有満足度が高いような気がします。

クーペモデルのe-tron Sportbackも発売中

Porsche Taycan

そして、超高級車であるポルシェから直近で発売されている、スポーツセダンであるタイカンについてですが、

搭載バッテリー容量が最大93.4kWhと大容量のバッテリー容量を搭載し、EPA航続距離が最大327kmとはなりますが、

実際の複数のユーザーによる実証実験などを元にすると、例外的にEPAサイクルよりもずっと長い、おおよそ500km程度は達成可能となりますので、

そのEPAを含めたカタログスペックをあまり信用しないことをお勧めします。

また、充電性能に関してですが、日本市場においては最大150kWと、海外の270kWよりも大幅に制限されてはいますが、

それでも例えば、先ほどのドイツ御三家の高級EVと比較してみても、その3倍もの充電性能を達成しながら、

価格に関しても、93.4kWhのバッテリーを搭載したエントリーグレードで1557万から、コストパフォーマンスもEPAサイクルで47615円

例外的に実航続距離で算出しても31140円と、さすがポルシェというコスパとなりますが、

先ほど説明した、充電性能の恩恵を最大化するために、ポルシェのサービスセンターや全国の主要拠点に150kW級急速充電器を独自設置している最中ですので、

おそらく日本市場で主要都市を移動するのに、最もストレスフリーな電気自動車ということになっていくのかもしれません。

Mercedes EQA

しかしながら、これらのドイツ車の中で最もコスパの高い電気自動車がちょうど直近で新発売されたということで、

それが、メルセデスのクロスオーバーEVのEQAとなっていて、

79.8kWhというバッテリー容量を搭載し、EPA航続距離がおおよそ380kmを達成しながら、

最大充電出力についても、最大100kWという出力を許容することが可能であり、80%充電するまでに35分程度で完了させることが可能です。

そして、その値段設定についても640万円、補助金適用後でジャスト600万円、そのコストパフォーマンスは16842円と、

このように、その電気自動車としての質、およびそのコスパの高さという意味において、

実はこのEQAは、クロスオーバーというセグメントでは、非常に質が高い電気自動車である、ということなのです。

Tesla Model S&X

そして、現在世界最大の電気自動車メーカーであるテスラが発売している3車種についても解説しますが、

まず、フラグシップセダンであるモデルSと、フルサイズSUVであるモデルXについてですが、

搭載バッテリー容量が、おおよそ100kWh、EPA航続距離が、モデルXが579km、モデルSが652kmと、

現状日本で発売されている全ての電気自動車の中で、最も航続距離の長い電気自動車たちであり、

また、充電性能に関してですが、最大250kWという超高出力を許容可能、80%充電するまでにかかる時間は、どちらもおおよそ30分強程度となります。

Model S

そして価格に関してですが、モデルSが1170万から、モデルXが1270万からとなり、

そのコストパフォーマンスが、それぞれ17944円、21934円となりますので、

先ほどのドイツ御三家よりも明らかに高いコスパを実現してきてはいますが、

日本市場におけるその発売予定時期に関しては、現状2022年末と、その納車待ちは一年以上も先となりますので、

現状購入することはできないと捉えてもらった方が適切であるとは思います。

Model X

Tesla Model 3

そして最後に、ミッドサイズセダンセグメントであり、現在世界で最も売れている電気自動車であるモデル3についてですが、

搭載バッテリー容量が最大78.4kWhと大容量のバッテリー容量を搭載し、EPA航続距離が最大568kmという長距離を達成しながら、

その充電性能に関しても、最大250kWという充電出力を許容することができ、80%充電するまでに概ね30分程度と、

その電気自動車としての質は、現在日本市場で販売されている電気自動車の中ではぶっちぎりの高さということがお分かりいただけると思います。

そして、その値段設定に関しても、今回取り上げているロングレンジが524万円、補助金適用後ですと、484万円から、

そのコストパフォーマンスはというと、9225円と、

なんと日本市場で発売されている電気自動車の中で唯一1万円の大台を割り込んできている、

つまり圧倒的なコストパフォーマンスを達成してきているということになり、

実際問題として、そのコストパフォーマンスの高さを示すグラフを見てみても、

やはりモデル3だけは、明らかに一線を画すほどのコストパフォーマンスの高さを達成してもいますので、

やはり2021年現時点において、日本市場で最もお勧めすることのできる電気自動車は、テスラモデル3であるという事実は揺るがないと確信することができます。

それとともに、その電気自動車としての一定程度の質を担保しながら、それでいてコスパも比較的高く、

そして何よりも、発売してから10年以上経過した後でも、今だに深刻な発火案件が一件も報告されていないという実績を残す、日産リーフに関しても、

特にモデル3よりも安く購入することのできる40kWhバージョンであれば、現状でもおすすめすることはできますし、

したがって、このコスパの高さトップ2にランクインしている電気自動車の2車種とも所有している、私自身のコストパフォーマンスに対する貪欲さが、

図らずも浮き彫りとなってくるのではないでしょうか?

実はリーフのコスパはモデル3の次に高い

From: OEM

Author: EVネイティブ