【EVの欠点をまた一つ克服へ】Lucidの新型EVが航続距離837kmで世界最長EVに正式認定!
2021年中の納車スタートが予定されている、LucidのフラグシップセダンであるAirの正式なEPA航続距離の数値がついに判明し、
当初の推定値よりもさらに航続距離を伸ばし、満充電あたり驚愕の837kmという、テスラを優に超える正真正銘世界最高の電気自動車が爆誕しました。
2021年中の納車スタートを予定しているAir
まず、今回のLucidに関してですが、アメリカの電気自動車スタートアップとなっていて、
ついに、昨年である2020年の9月中に、Lucidの初の量産車である、フラグシップセダンのAirのワールドプレミアを開催し、
その電気自動車としての質、特に満充電当たりの航続距離であったり、その充電性能、および加速性能という全ての面において、
あのテスラをも上回るという衝撃のスペックを公開し、
その実際の発売が待望されている状況となっていました。

しかしながら、昨今の世界的な半導体不足の影響だけでなく、直近で、Lucidに関しては上場を果たすことができ、そちらの準備などにリソースを割いていた関係もあり、
元々の納車スタート予定時期であった、2021年6月までの納車を断念し、
確かに発表されているスペックは、まさに地球上最高の電気自動車としての質を達成しているのですが、
やはり実際に納車をスタートさせることができなければ、まさにただの絵に描いた餅と化しますので、
特にその投資家などから、その進捗を懸念されてもいるのです。
地球上最長航続距離EVが爆誕しました
そして、そのような背景において今回新たに明らかになってきたことというのが、
その納車が待望されているAirの、実際の公式機関による満充電あたりの航続距離の数値が発表されたということで、
それが、アメリカ市場において採用されているEPAサイクルであり、
こちらの高速道路を時速100kmでクーラーをつけても達成可能であるというような、実用使いにおいて最も信用に値するEPAサイクルで、
いったいどれほどのスペックを達成することができているのか、
そして、競合車種であるテスラモデルSなどと比較して、どれほど競争力のあるのかに関してを一挙に紹介していきたいと思います。
まずはじめに、今回主に公開されたのが今年である2021年中の納車スタートをアナウンスしている3種類のグレードであり、
今回のアナウンスによって、一年前のワールドプレミアよりも、そのグレードが追加設定され、
それが、初回生産限定グレードであるDream Editionを、電費性能に特化したRange、
パフォーマンス性能に特化したPerformanceという2種類設定してきたという点なのです。

それでは、最も気になる満充電あたりの航続距離を見ていきたいと思いますが、
今回のAirの最も航続距離の長いグレードとなるDream Edition Rangeが、驚愕の837kmということで、
さらに、電費性能を妥協し、その代わりパフォーマンス性能に特化しているDream Edition Performanceについては758km、
そしてGrand Touringグレードが、最長830kmということで、
繰り返しとはなりますが、この数値というのは最も信用に値するEPAサイクルにおける数値となりますので、
それで最長837kmという数値というのは、
先ほど取り上げていたテスラのフラグシップセダンであるモデルSの最長652kmと比較しても、実に200km近い差であり、
さらに、メルセデスのフラグシップセダンであるEQSに関しても、欧州WLTCモードにおいて770km、
EPAサイクルにおける概算値が概ね687km程度でありますので、
何れにしても、今回のLucid Airが、競合車種よりも明らかに頭一つ飛び抜けているスペックを達成していますし、
正真正銘、地球上最高の航続距離を達成してきた格好となったのです。

充電性能も加速性能も世界トップレベル!
ちなみに、その充電性能に関しては、
これまた市販車最高の300kWという、圧倒的な最大充電出力を許容することが可能であり、
こちらに関しては、システム電圧がこれまた市販車最高クラスの924Vという高電圧を達成していることによって、発揮することのできるスペックであり、
この高電圧システムも相まって、そのパフォーマンス性能も最大化することに成功し、
特にDream Edition Performanceに関しては、最大出力が、これまた驚愕の828kWを達成し、
それによって、停止状態から時速96.5kmまで加速するのにかかる時間も2.5秒と、
スーパーカーをも凌ぐ加速性能を達成することができるのです。

そして、今回公式にEPAサイクルの数値が発表されたということは、
慣例通りいけば、もうその納車は秒読み段階に入ってきているということであり、
こちらは改めて解説する予定ですが、
同じくアメリカの電気自動車スタートアップであるRivianについても、直近でEPAサイクルの公式の数値が発表され、
そしてようやく、実際に納車される車両第1号の生産が完了しましたので、
つまり今回のLucidに関しても、もうまもなくして、Airの納車車両第1号の生産が完了するのではないか、ということなのです。

何れにしても、いよいよ世界最高性能を達成、特に電気自動車としての質で頭一つ抜けてきたと言っても過言ではない、
LucidのフラグシップセダンであるAirの納車が秒読み段階となりましたので、
実際に納車がスタートしたら、その電気自動車としての質の、実際のユーザーによる検証、
および、私自身がアメリカに調査をしにいく際にも、このAirの電気自動車としての質を実際に検証していきたいと思います。
From: Lucid
Author: EVネイティブ
航続距離をのばすのはいいと思いますが、ev製造時に排出される二酸化炭素の量はガソリン車の約2倍だそうですhttps://www.webcartop.jp/2021/01/639410/2/ この記事ではevを推していますが(笑)
走行時に二酸化炭素を発生しないので結果hvのほうがガソリン車と比べて2倍二酸化炭素を排出することになるそうです。
この記事を信用して計算するとガソリン車の製造で発生する二酸化炭素の量を1としてevの製造で排出する二酸化炭素の量が2、ガソリン車が廃車になるまで走行するときに発生する二酸化炭素の量が3になります(1+3=2×2)
現行のevの航続距離は世界に普及できるほど長いとは思いません。少なくともガソリン車と同じくらい(epaで1000km程度)
走れないと世界中に普及できないと思います。そうなるとバッテリー容量の大型化は必須で仮に現行の2倍のバッテリーを搭載したevを商品化した場合、2×2=4とガソリン車と同じ量の二酸化炭素を排出することになります。なお、今の計算は100%クリーンエネルギーを使用した場合の数字で実際は化石燃料を使った電力も使用することになるのでガソリン車より二酸化炭素の排出量が多くなってしまいます。バッテリーの劣化は、技術の進歩とともに改善されているようですが、消費者は劣化したバッテリーを積んだevを欲しがるでしょうか。また、劣化したバッテリーを再生可能エネルギーで発生した余剰電力の蓄電池に利用使用という案もあるそうですが、化石燃料と比べて圧倒的にエネルギー密度の低いバッテリーが全て備蓄できるのでしょうか。私はいつもそういう疑問を抱いてevやfcvなどのエコカー(?)に関する記事や動画を見ています。
もしよろしければ今の計算を覆す情報を教えて下さい。