【日本発売時期&価格も徹底予測!】日本市場待望のモデルYの航続距離が640kmへと大幅アップ

テスラが日本市場において待望されているモデルYの航続距離を大幅に向上させ、

いよいよ航続距離640kmを達成したSUVセグメントの電気自動車が爆誕しました。

競合に対抗して、モデルYがさらに進化しました

まず、今回の中国市場におけるモデルYに関してですが、

中国上海に位置するテスラの車両生産工場であるギガファクトリー3で生産されていて、

特に中国国内のみならず、世界的に人気のセグメントでもあるミッドサイズ級のSUVセグメントということもあり、

その人気が加熱している状況となっているのですが、

特に、そのモデルYに既存メーカーが対抗する形で、

中国国内においても、例えばフォルクスワーゲンのID.4であったり、

フォードのマスタングマックEという競合車種が、続々と中国市場で発売をスタートさせていたり、

さらに、中国国内の電気自動車スタートアップであるNIOなどに関しても、ES6やEC6という、

モデルYの競合車種となるミッドサイズ級のSUVをラインナップしている状況となっています。

NIO EC6

そして、そのような電気自動車戦争がさらに熾烈さを増す中において、今回新たに明らかになってきていることというのが、

そのテスラが、モデルYのアップデートバージョンをラインナップしてきたということで、

実は8月中旬に、すでにこのアップデートが行われる可能性についてを取り上げていましたので、特に大きな驚きではありませんでしたし、

実際に、その当時の私の解説通りのアップデート内容となりましたので、重複するところがあるかもわかりませんが、

日本市場でモデルYを心待ちにしている方のためにも、そのアップデートされた最新型のモデルYのスペックを、改めてまとめていきたいと思います。

スタンダードレンジのアップデートはもう少し先かも

まずはじめに、今回アップデートされたのが、

中間グレードであるロングレンジと最上級グレードであるパフォーマンスの2グレードであり、

以前予測していた、エントリーグレードであるスタンダードレンジについては、今回アップデートされず、

こちらは私の推測とはなりますが、

実は現在スタンダードレンジについては、納車待ちが大量に発生してしまっている状況であり、

すでに現在注文したとしても、来年である2022年の第一四半期まで、その納車を待たなければならない状況であり、

今すぐにアップデートするために生産ラインの改修などを行うよりかは、

まずはある程度の段階まで、そのバックオーダーを捌ききってから、

頃合いを見てアップデートをコンフィギュレーターに反映させるのではないかと推測していますので、

何れにしても、スタンダードレンジについても、遅かれ早かれアップデートバージョンにリプレイスされていくのではないか、と考えられるでしょう。

6-10週間の納車待ち

何れにしても、2021年10月時点における最新バージョンというのは、

スタンダードレンジのOld、そしてロングレンジとパフォーマンスのNew、ということになります。

バッテリー&モーター変更で航続距離大幅アップ

そして、今回の変更点というのは、大きく2点存在しているということで、

まずは、その搭載バッテリー容量が変更されているという点であり、

元々の76.8kWhというバッテリー容量から、

さらにバッテリー容量を増やして、78.4kWhという容量にまで増量し、

よって、最も気になっているであろう満充電あたりの航続距離に関しても、

中国市場で一般的に採用されているNEDCサイクルにおいて、

ロングレンジが、今までの594kmという航続距離から、さらに航続距離を延長して640kmという、

いよいよ600kmの大台を大きく超えてきた格好となったのです。

ただし、このNEDCサイクルについては、実用使いにおいては全く参考にならない基準ですので、

高速道路を時速100kmでクーラーをつけても達成可能であるというような、実用使いにおいて最も信用に値するEPAサイクルに変換してみると、

私独自の計算式を当てはめて計算してみると、

もともと502kmという航続距離が、今回のアップデートによって概ね541km程度にまで向上している、というようになりますので、

何れにしても、空力性能で劣るSUVセグメントの電気自動車であるのにも関わらず、

その中でもEPAサイクルで541km程度を達成してくる公算というのは、

競合を一歩リードしてきた格好となった、と言えるでしょう。

豪雪地帯はロングレンジ必須!でも、、、

ただし、今回アップデートされなかったものの、

スタンダードレンジのEPサイクルについても、概ね413km程度を達成してくる公算となっていて、

確かに、アップデート後のロングレンジのEPA航続距離である541kmと比較してしまうと、やや落ちる格好とはなりますが、

すでにMIITに登録されているアップデートバージョンのスタンダードレンジであれば、さらに航続距離がアップし、

概ね429kmを達成する見込みである、

つまり、エントリーグレードであったとしてもEPA航続距離で400kmを超えてくる、というように考えてみると、

少なくとも日本市場においては、必要にして十分である方がマジョリティなのではないか、ということですね。

スタンダードレンジでもEPA400km以上は確実

ちなみに、そのスタンダードレンジの搭載バッテリーについては、中国CATL製のLFPが採用されていて、

確かにエネルギー密度が126Wh/kgとかなり低いものの、

その分耐久性や寿命、および自然放電の少なさなどという観点で、極めて質の高いスペックを達成しますので、

このLFPを採用しているという点も、スタンダードレンジを推奨できる理由の1つであると感じます。

ただし、本メディアにおいては繰り返し指摘している通り、

LFPの弱点である、冬場におけるバッテリー性能の低下、特に航続距離が予測以上に悪化してしまうという特性もあり、

実際に、前回の冬シーズンにおいては、その航続距離の明らかな落ち込みによって、かなりのオーナーからクレームが上がり、

その後中国テスラ側は、アップデートによって問題を修正したと主張してはいますが、

実際本当にその問題が解決されているのかは、

すでに冬シーズンが明けてからのアップデートであったこともあり、わからない、という見解ですので、

もちろん私自身も、LFPを搭載しているモデル3を使って今シーズンにテストしていきたいとは思いますが、

2021年冬シーズンにモデル3極寒テスト実施します

そもそも、特に冬場の寒さが厳しい地方に住んでいる方においては、

後輪駆動グレードではなく、AWDグレードの方が適しているということもあるでしょうし、

そもそも暖房などの使用電力が増加するために、より大容量のバッテリーを搭載したロングレンジが欲しいという方が、圧倒的多数でしょう。

何れにしても、このような点も考慮に入れながら、果たして自分のライフスタイルには、

EPA航続距離が400km以上、かつLFPを採用していることによる、バッテリー劣化や耐久性に強みを持っている後輪駆動グレードのスタンダードレンジなのか、

それとも、EPA航続距離は541km程度にも達し、LFPの懸念でもある冬場のバッテリー性能の低下を気にする必要がない、

しかも、前後の2つのモーターを搭載しているAWDグレードのロングレンジの方がマッチしているのか、

このような観点からも、そのグレード選びを参考にしてみることをお勧めします。

豪雪地帯&マンション住みはロングレンジ、それ以外はスタンダードレンジというのが個人的見解

日産アリアの発売を見据えた戦略的な値付けになりそう

最後に、その値段設定に関してですが、

その中国国内の値段設定で、スタンダードレンジがおよそ476万円

ロングレンジがジャスト600万円、そしてパフォーマンスが668万円程度となっていますが、

この金額に、輸送費などが加算され、

例えば、すでに中国市場から輸入されているモデル3の、中国本国の値段設定と、我々日本市場における値段設定の差をそのまま適用してみると、

今回アップデートされたロングレンジが638万円

そして、エントリーグレードのスタンダードレンジが514万円程度となりそうです。

ただし、もちろんのことではありますが、

この金額は、競合車種の存在によって多少増減する可能性が高いわけであり、

特に日本市場においては、私の当初からの予想販売スタート時期であった、この10月上旬から始まらなかった場合、

その発売は、おそらくモデル3の販売に注力するために、年内の線はほぼ消える

つまり、来年である2022年の頭から、実際の受注が始まる可能性が出てきているわけですが、

実はこの2022年初頭というタイムラインは、

モデルYのガチンコの競合車種である日産アリアと、まさにガチンコでぶつかるようなタイムラインとなる、

Nissan Ariya

要するに、そのアリアの値段設定をしっかり見極めた上で、巧妙に価格付けを行ってくるはずでしょうから、

まさに、このスタンダードレンジの予想価格である514万を下回ってくれば、

それは、アリアを警戒してきた格好

逆に、514万程度、もしくは520-530万円程度という値付けをしてくれば、

それはもう、テスラがアリアを舐めきったことと同義となると、個人的には邪推していますので、

そのモデルYの受注開始時期とともに、その値段設定についても高みの見物をしていきたいと思います。

https://ev-for-everyone.com/1713

何れにしても、発売が待望されているモデルYに関しては、

特にバッテリーの増量であったり、搭載モーターを変更してきたことによって、

航続距離をさらにアップさせ、より電気自動車としての質が向上しましたので、

その発売時期や値段設定がわかり次第、情報をアップデートしていきたいと思います。

From: Tesla China

Author: EVネイティブ

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