電気自動車スタートアップであるXpengが、ちょうど直近で正式に発売をスタートした、
新型電気自動車であるP5の注文台数が、たったの24時間で6000台以上を達成しました。
P5の販売台数は24時間で6000台オーバー!
まず、今回のXpengについてですが、すでにクロスオーバーEVであるG3、そしてスポーツセダンであるP5の2車種を発売し、
月間で7000台以上、つまり年間10万台近い生産キャパシティを有する、
実力も伴ってきている中国の電気自動車スタートアップであるわけですが、
ついに3車種目となる、ミッドサイズセダンのP5の発売をスタートさせ、
特にその電気自動車としての質、そして何と言っても、非常に競争力のある値段設定によって、
その販売台数は、Xpeng史上最も人気の車種となるのではないかと、私自身も以前の動画において予測していました。
そして、直近において、ついにXpeng側がP5の正式な発売をスタートさせたということで、
しかも注文を取り始めてから立ったの24時間で、6159台という販売台数の快挙を達成したのです。
また、今回の発売スタートともに、唯一変更点があったことというのが、
その発売価格が、なんと元々のアナウンスの時よりもさらに値下げしてきたということで、
そのエントリー価格が、日本円に換算してなんと268万円という、極めて競争力のある値段設定を実現してきたということで、
特に今回のミッドサイズセダンであるP5のガチンコの競合車種と目されている、
同じくミッドサイズセダンであるテスラモデル3の値段設定が、日本円に換算して427万円からですので、
したがって、エントリーグレードの差が実に160万円程度も開いている、
このことからも、今回のP5が極めて競争力のある値段設定を実現することができている、ということなのです。
P5のコストパフォーマンスはモデル3を超えています
ちなみに、P5の最上級グレードであるPグレードであり、かつ、71.4kWhというバッテリーを搭載し、
EPAサイクルにおいても500km以上を達成可能な公算である600Pに関しても、日本円にして381万円から購入することができ、
そして、今回のP5の目玉機能の1つでもあるLiDARを2つ搭載し、自動運転機能をいよいよ市街地にも拡大適用させるXpilot3.5を使用するために、
さらにアディショナルに25000元を追加した全部載っけバージョンであったとしても、
日本円に換算して423万円となる、
つまり、それでもモデル3よりも安価に購入することができてもしまいますので、
やはり今回のP5は、Xpeng史上最も先進性にあふれ、しかしながら、その価格競争力も極めて高いということがお分りいただけたのではないでしょうか?
何れにしてもこのように、Xpengに関してはP5の発売が控えていた7月、8月度においても、その販売台数を順調に伸ばすことができていましたし、
特にP5の納車がスタートする10月末以降、その生産キャパシティを1万5000台程度にまで引き上げていく方針も明らかにしていますので、
特に年末から来年にかけて、その販売台数がさらに上昇していくことは間違いないと確信することができました。
Xpengのオーナー支持は堅そう
ちなみに、発売をスタートさせてから24時間で売れた6159台のうち、
なんと54%と半数以上が、LiDAR搭載の最上級グレードであるPグレードを選択してもいるそうですので、
ただ単に価格が安いから購入しているのではなく、
それこそ競合車種であるモデル3に近い金額になってしまっても、
Xpengの最新技術である、Xpilot3.5を使用したいというユーザーが非常に多い、
つまりXpengの電気自動車に価値を見出していることの現れであることも見て取れますので、
オーナーのロイヤルティーという観点においても、
Xpengが巧みにブランド価値を向上させているという点にも、非常に期待することができるのではないでしょうか?
From: Xpeng、CNEV POST(sales after 24 hours)
Author: EVネイティブ
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