フラグシップセダンであるモデルSの最新型であり、つい直近で納車がスタートしているPlaidについて、火災事故が早くも発生してしまいました。
Plaidが燃えてしまいました
まず、今回のモデルSの最新モデルであるPlaidに関してですが、ちょうど先月中である6月から納車がスタートしているモデルSの最新モデルとなっていて、
ブガッティシロンをも上回る市販車最速の加速性能であったり、満充電あたりの航続距離も600kmに近いという、非常に質の高い電気自動車としての質であったりと、
とにかく現在のテスラの最新テクノロジーがふんだんに盛り込まれていますので、その販売台数にも非常に期待されている状況となっていました。
しかしながら今回新たに明らかになってしまったことというのが、なんと納車がスタートして間もないその最新型のPlaidの発火事故が発生してしまったということで、
そのモデルsPlaidのオーナーは、消防隊員がその事故現場に駆けつけた際に、まだ車内に取り残されていたということですので、
まさに間一髪の脱出劇ということになりそうであり、
したがって、こちらの一件についてテスラ側と交渉を進めるために、即座に弁護士チームを発足して、
すでにその代理人である弁護士が、テスラ側とコンタクトを試みている最中ともなっているそうですので、まずはこちらの事故に関するテスラ側の説明が待たれるところではあります。
人為的な事故によるものなのか、はたまた、、
ただし今回の発火案件においては、自然発火によるものなのか、それとも何かの衝突事故によって火災が引き起こされたものなのかなどに関する詳細が一切わかっていないという点であり、
現状においては、すでに消防による検証作業中であり、今だにその調査結果も出ていませんので、
繰り返しとはなりますが、現時点(2021/07/03)で、テスラは発火のリスクがあるので、今回のモデルS Plaidに関しても発火のリスクがあるから危険であると結論づけるのは、
時期早尚でありトンチンカンなコメントである、ということですね、
ただし、実は今回のPlaidに関しては、もともとは今年である2021年の2月からの納車スタートを予定していたのですが、その納車時期は、結局6月まで遅れてしまっていて、
その理由について、イーロンマスクは、想定よりも技術的に多くのチャレンジが存在し、
特に、バッテリーの安全性をより確固としたものにしなければならないと説明を加えていたという背景も存在していて、
少なくとも数ヶ月前までは、今回バッテリーパックの設計やドライブトレインを刷新しているPlaidは、まだテスラが求める安全性に達していなかったことが暗に示されていますので、
そのイーロンマスクが指摘していたバッテリーの安全性を100%確保できていない可能性も、現時点では否定することはできない、という見方も可能なのかもしれません。
自然発火案件でないことを祈ります
何れにしても、現在消防側が中心となって、アメリカの車両の事故調査委員会に当たるNHTSA側も協力して調査が進められている最中であり、
それと同時に、当該のPlaidのオーナーがすでに弁護士を立てて、テスラ側とコンタクトを図っている最中ともなっていますので、
おそらく間も無くその進捗については次々と明らかになっていくことでしょうから、
特にその発火原因が、テスラを貶めるための、何か人為的な工作活動によるものであったのか、
それともイーロンマスクが懸念していた、Plaidのバッテリーの安全性の問題を完璧に解決することができていなかったことによる、自然発火案件となってしまっているのか、
もし自然発火案件の場合、すでに2000台以上生産され、現在もその生産体制を拡充しているモデルS Plaidのリコール案件へと発展してしまうのか、
この続報については非常に重要ですので、わかり次第速攻で情報をアップデートしていきたいと思います。
From: CNBC
Author: EVネイティブ
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