【ガチでモデル3越えあるかも】2022年最強EV候補筆頭《IONIQ6》

IONIQ6(コンセプト)

すでに日本メーカーを凌駕しつつある韓国ヒュンダイグループ

韓国のヒュンダイが、なんと来年である2022年中にさらなる新型電気自動車として、IONIQ6というミッドサイズ級のセダンの発売を計画していることが判明しました。

まず今回のヒュンダイグループに関してですが、韓国最大の自動車グループであり、主力ブランドであるヒュンダイブランドを筆頭に傘下には同じく韓国のキアを引き連れていて、新型コロナウイルスの影響をうける前の通常時であった直近の2019年度の自動車の販売台数では、グローバルで700万台以上を達成し、例えば日本のホンダやアメリカのフォードらを抑え、世界第5位という巨大な自動車グループを形成しているのですが、

From: AUTOMOTIVE JOBS

そのヒュンダイグループに関しては、電気自動車という観点ではすでに競合メーカーと比較しても一定の販売台数を達成してもいて、グループ全体で4車種もの完全な電気自動車を発売し、特にその中でもヒュンダイブランドが発売しているKonaについては、昨年である2020年度におけるグローバルでの人気車種ランキングにおいて、なんとテスラのモデル3などに続くランキングトップ5にランクインしているという、特にそのKonaに搭載されている64kWhという搭載バッテリー容量の割に、高速道路を時速100kmでクーラーをつけても達成可能であるというような実用使いにおいて最も信用に値するEPAサイクルにおいて、415kmという非常にソリッドな航続距離を達成していて、そのような電気自動車としての質、特にその電費性能という観点において定評があるのです。

From: Hyundai

しかしながらそれまでの4車種の電気自動車というのは、全て電気自動車として1から開発されていたのではなく、既存の内燃機関車のプラットフォームをベースに電気自動車にリプレイスしていただけでしたので、やはり一定以上の電気自動車のスペックを超えることができず、特に直近において競合メーカーが次々と電気自動車専用のプラットフォームを開発し、例えば世界最大級の自動車グループであるフォルクスワーゲングループに関しては、グループ共通の電気自動車専用プラットフォームであるMEBプラットフォームを開発し、それをベースにした、まさしく本気の電気自動車であるフォルクスワーゲンブランドのID.3やID.4、ID.5、ID.6、アウディブランドのQ4 e-tron、スコーダブランドのENYAQ iVなどが発売され始めてもいるのです。

2021年最も質の高い電気自動車であるIONIQ5

そして、そのような世界の電動化の流れに対応するためにヒュンダイグループに関しても、独自の電気自動車専用プラットフォームを開発してきていて、それが「Electric Global Modular Platform」、略してE-GMPというプラットフォームであり、そのE-GMPを採用した初の電気自動車であり、ヒュンダイブランドが立ち上げた電気自動車専門ブランドであるIONIQブランド初の電気自動車でもあるIONIQ5を、今年である2021年の2月に発表してもきましたが、

From: Hyundai

こちらのIONIQ5に関しては以前の動画においても複数回取り上げているように、その電気自動車としての質が極めて洗練されていて、特にそのE-GMPを採用したことによって、今までの電費性能の高さに加えて充電性能が極めて向上し、Konaに関しては最大充電出力が概ね77kW程度にとどまっていたのに対して、今回のIONIQ5に関しては、最大充電出力が概ね225kW、充電残量80%まで充電するのにかかる時間がなんと衝撃の18分という、こちらは明らかに競合車種の性能と比較しても頭一つ抜けているスペックを達成し、これはE-GMPを採用したことによって、テスラをはじめとする多くの競合車種が採用している400Vという電圧のなんと倍である800Vというシステム電圧に対応しているという点が、この充電スピードの高さに貢献しているのです。

From: Hyundai UK

また、V2L機能と呼ばれる、いわゆる双方向充放電機能が搭載されていて、こちらは今回のIONIQ5に充電されている電力を、変換プラグを使って家電などを使用することができる機能となっていて、特にヒュンダイ側も例を示しているように、キャンプなどの際に、調理器具であったり音響用具を使用する場合などにはもってこいの機能であり、こちらも今回のE-GMPを採用していることによる新機能であり、今回のIONIQ5に関してはクロスオーバーセグメントと、そのキャンプなどをはじめとして様々な使用用途が想定されますので、まさにこのようなV2L機能が搭載されているという点はかなりの評価ポイントともなり得るのです。

傘下のキアはテスラを凌駕するパフォーマンス性能を追求

また、このE-GMPを採用した本気の電気自動車を傘下のキアについても発表し、こちらは3月末に開催されたワールドプレミアにおいて発表された同じくクロスオーバーセグメントのEV6となっていて、かなり似通った電気自動車としての非常に質の高いスペックとともに、このEV6に関してはよりスポーティーなパフォーマンスカーという設計思想に振ってきていて、特にそのEV6の最上級グレードであるGTグレードに関しては、時速100km加速するまでにかかる時間がなんと3.5秒という、同セグメントの競合車種となるテスラのミッドサイズSUVであるモデルYパフォーマンスや、フォードのマスタングマックE GTパフォーマンスの記録している3.7秒よりも速いタイムを記録することになりますので、

From: Kia

ただ単に電気自動車としてのスペックの高さだけでなく、そのようなパフォーマンス性能についても全く妥協がないということが伺えますし、やはりそのような高次元のスペックを様々な側面においても両立することができるという、今回ヒュンダイグループが独自に開発してきた電気自動車専用プラットフォームであるE-GMPの質の高さを改めて認識することができるのではないでしょうか?

ちなみに、このIONIQ5とEV6についてはそれぞれ今年である2021年の7月と10月ごろに納車がスタートするという爆速のタイムラインでもありますので、ワールドプレミアを開催してから納車までの一連のタイムラインの早さからも、今回のヒュンダイグループがいかに電気自動車に対して本気の姿勢であるのか、そしてそのために事前に電気自動車にコミットしていたのかも想像することができると思います。

マジでモデル3を超えるかもしれない《IONIQ6》

そして、そのヒュンダイグループの本気を感じる最新情報として今回新たに明らかになってきたことというのが、その中核ブランドであるヒュンダイブランドから、今回のE-GMPを採用した2車種目の新型電気自動車であるIONIQ6を、来年である2022年中にも発表するというアナウンスを行ってきたということで、実は今回のIONIQ6のベースとなるコンセプトモデルに関してはすでにヒュンダイ側は以前から発表してはいて、それがProphecyと呼ばれるミッドサイズ級のセダンであり、

このミッドサイズ級のセダンというセグメントは、2021年現時点においては電気自動車のモデルが非常に少ないセグメントでもありますので、まずはそのような意味においても、今回のIONIQ6が非常にいいセグメントをターゲットにしてきたということが伺えるとは思います。

そして、そのミッドサイズセダンというセグメントにおいては現状、世界最強の電気自動車が存在し、それが2021年現時点で世界で最も売れている電気自動車であり私自身も所有しているテスラのモデル3となっていて、特にその満充電あたりの航続距離が最も信用に値するEPAサイクルにおいても最長568km、最大充電出力も250kWという非常に完成度の高い電気自動車となっていますので、おそらく今回のIONIQ6に関してはこのモデル3をベンチマークとして、そのスペックを上回る電気自動車に仕上げてくることが期待できるのです。

実際に、すでにその充電性能に関しては、充電時間においてモデル3を超越していますし、さらにこのコンセプトモデルであるProphecyを見てみてもその空力性能の高そうなプロポーションということもありますし、実際にヒュンダイ側のプレスリリースを見ても、その空力性能の高さにフォーカスして開発を進めているとも説明され、満充電あたりの航続距離もかなりの長さとなってくるということが推定でき、ある韓国のメディアが推測している数値では、満充電あたり最大700km程度の航続距離を達成してくるのではないかとも予想されていて、こちらの数値はおそらく欧州で一般的に採用されている欧州WLTCモードという航続距離の基準であり、ガチンコの競合車種となるであろうモデル3の欧州WLTCモードにおける航続距離は現状614kmとなりますので、やはりこのベンチマークでもあるモデル3の航続距離も超えてくる公算とはなりそうです。

ヒュンダイは電気自動車に本気です

何れにしてもこのように、現在電気自動車に大きくコミットし、実際に発売され始める電気自動車の質を比較してみても、特に電気自動車専用プラットフォームを採用し始めた車種に関しては、2021年現在で発売されている世界の電気自動車と比較しても史上最高レベルの質を達成していますので、ただ「電気自動車に本気の姿勢です」と口だけで言っているのではなく、実際に発売される電気自動車の質も高いという実力も伴っているという点が最も重要であり、

そして、そのヒュンダイグループは電気自動車にさらにコミットするために、今後も矢継ぎ早に新型電気自動車を発売していく計画も表明し、特に来年である2022年に発売予定であり、IONIQブランド第二の電気自動車でもあるIONIQ6というミッドサイズセダンに関しては、ほぼ間違いなくテスラモデル3をベンチマークとして開発され、その電気自動車としての質を凌駕してくるものと見込まれますし、さらに2024年中の発売が計画されている大型SUVであるIONIQ7も次に控えていますので、このIONIQブランドを皮切りに、傘下のキアも含めて今後さらなる質の高い電気自動車が発売されていくことに期待していきたいと思います。